モノの世界史ー刻み込まれた人類の歩み

おすすめ度:☆☆☆☆★4/5
  • 著者:宮崎正勝
  • 発行:原書房
  • 発行年:2002年

「モノ」に関する雑学的な知識を「歴史」として体系づけた本。

|おすすめ度:☆☆☆☆★4/5 |評者:ジュンペイ|

「モノ」に関する豊富な知識を世界史として順序立てて体系化した書。古今東西のモノに関する様々な知識が、人間の歴史に紐づけられた興味深い本となっている。

「世界史」と銘打っている辺り、幾分か教科書めいてはいるが、「モノ」に関する雑学的で興味深い豊富な知識が読者を飽きさせない。

ただ、豊富な知識が散りばめられているにも関わらず、参考図書等への言及がないのが気になった。また、巻末に、せめて「モノ」の名称からだけでもいいので索引を付けてほしかったと感じた。

気になった頁から読み始めてもついつい面白くて頁をめくる手が止まらない。知的好奇心が旺盛な方におすすめしたい。

本書の目次

第1章 自然のなかから「人間圏」が姿を現す

第2章 「都市」が形成されて「人間圏」のネットワークが複雑となり、新しい「装置」・「モノ」からなる「文明」が出現した

第3章 ユーラシアの諸地域世界の様々な「文明」を彩った「モノ」

第4章 イスラム帝国・モンゴル帝国下でのユーラシア規模の「文明」交流

第5章 「大航海時代」と姿を現す世界資本主義の時代に新・旧大陸を行き交った「モノ」

第6章 よーろっぱの勃興を演出した「モノ」

第7章 一九世紀のヨーロッパ都市の膨張と都市生活が生み出した「モノ」

第8章 大衆消費社会を支える「モノ」とグローバリゼーションと地球環境問題

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宮崎正勝、『モノの世界史ー刻み込まれた人類の歩み』、原書房、2002